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知ってる? 韓国大使館への抗議で、やってはいけないことについて
2011.11.22 Tuesday
ニッポンの紛争地帯をゆく:
世界中で、今、抗議デモがアツい。“怒りの現場”に潜入して、参加者目線でリポートしていく本連載。2回目は「韓国大使館」だ。フジテレビや花王の「反韓流デモ」が注目を集めているが、本家本元への風当たりはどうなのか、現地へ行ってみた。
【他の画像:韓国大使館への抗議で、やってはいけないこととは?】
前回、中国大使館へ抗議するには、警視庁の“暗黙ルール”があることを紹介した。大使館前に立っていいのは5人までで、希望者は200メートルほど離れた場所から警官の誘導でテクテク歩いていかなければいけない。まるで“人気アトラクションのようなシステムだ”とお伝えしたところ、知人からこんなタレコミがあった。
「この前、韓国大使館前で抗議している人たち見たけど20人ぐらいいたぞ。警官もすごいたくさんいただけど、別に注意もされてなかったけどなあ」
マジ? いや、だって警視庁さんは「大使館周辺の治安維持と道路の安全運行のため」だとかもっともらしいこと言ってたぞ。
画像:「西部警察」の大門さんのプラカードを手に抗議する人、ほか
(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1111/22/news004.html)
もし事実なら、中国はガチガチで韓国は無法状態なんて待遇に差をつけちゃうと、外交的にはマズいんじゃないの。ほら、両方ともそういうのうるさそうだし。いや、あるいはフジテレビとかの反韓流デモとか最近多いから、勢いに押し切られた形なのかも。
あれやこれやと考えていても仕方がないので、さっそく韓国大使館へ向かってみた。
●「5人ルール」を破った画期的デモ?
ようやく冬らしい寒さが訪れた11月16日正午、新宿通り沿いにある韓国大使館前はすでに物々しい雰囲気に包まれていた。
ずらりと並んだ警官隊、ダークスーツの公安捜査員、その数ざっと70人はいるだろうか。大使館周辺だけではなく500メートルほど離れたあたりから、曲がり角ごとに警官が立ち、すでに厳戒態勢という感じだ。これ、前回の中国の建国記念日抗議よりも人多いんじゃないの?
大使館のド正面、赤いコーンや規制棒で囲まれたスペースには、すでに日章旗や「そこの朝鮮人! 竹島を返しなさい!」などというプラカードを手にした人たちがいる。
こちらの団体によると今、韓国の日本大使館前に毎週水曜日、「従軍慰安婦」だったという老女たちが、日本の責任を求める座り込み「水曜デモ」をしており、それに対抗する「アンチ水曜デモ」なのだという。
メンバーを見渡すと、年齢はバラバラ、若い男性から、お年を召した方まで幅広い。ほかにも、上品そうなおばさまや、妙齢の女性もおり数えてみると、ひい、ふう……って20人以上いるじゃん! おまわりさーん、こりゃちょっとマズいんじゃないですか?
しかし、周囲の警官は直立不動で、黙って彼らを見つめている。さっそく主催者である「主権回復を目指す会」の西村修平氏にどういうことか聞いてみた。
●「あら、知らないの? そういうのここではダメなのよ」
「これまで韓国大使館前というのは、一度に5人ずつしか立てなかったり、プラカードを出しちゃいけないとか治外法権化していました。その慣例を打ち破った画期的な抗議活動で今回で3回目になります」
おお、なんか分からないけどスゲー。ということは、これだけの人数がシュプレヒコールとかするんですね。中国大使館前抗議のみなさんも気合い入ってたけど、5人ぽっちだったからどうしても寂しいというか……。
参加者も続々と集まってきて、さあいよいよ始まるのかとビデオカメラを構えたが5分が過ぎ、10分が過ぎ。待てど暮らせど、シュプレヒコールは聞こえない。
たまりかねて、近くにいたプラカードを掲げているおばさまに声をかけた。
「あの……竹島から出ていけ的なかけ声というか、シュプレヒコールは……」
「あら、知らないの? そういうのここではダメなのよ。一言もしゃべっちゃいけな
いのよ」
ハ? しゃべっちゃいけない? どういうこと?
「おまわりさんたちから言われてるのよ。あなた記者さんでしょ、ぜひちゃんと書いてよ。ここは日本なのに言論の自由がないのよ」
プリプリと怒るおばさま。言論の自由はさておき、しゃべってはいけないとは穏やかではない。いったいどういうことなのか。再び、主催者の西村氏のところへ行き、事情を聞くことに。
●屈辱に耐えるのが愛国運動?
「そうなんです。ただね、我々はここにプラカードを持って立つということを目的として、押したり引いたりしてどうにかここまでもってきたんですよ」
なるほど、つまりは「5人ルール」と引き換えに、「黙る」という条件を呑んだというわけですか。でも、あっちは日本大使館前で日の丸を焼いたり踏んだりかなり自由度高いじゃないですか。なんか不公平というか、こっちばっかガマンしているというか……。
「でしょ? 実に情けないでしょ? ソウルの日本大使館前で、元従軍慰安婦を名乗る女性たちがやってるパフォーマンスを考えれば屈辱的ですけど、それを受け入れなくちゃいけない。屈辱に耐えるというのも愛国運動なんです」
確かに、世界が賞賛する被災者の態度といい、「おしん」といい、過酷な運命に耐えるというのは日本人のひとつの美徳のような気もするが……なんかスッキリしないなあ。
●デモ終了、警官隊と抗議メンバーが互いに労をねぎらう?
冷たい風が吹きすさぶなか、ただただ、黙ってプラカードを掲げる26人。警官や私服刑事たちも黙ってそれを見つめている。お昼の四谷で、車通りの激しい新宿通りで、もう40分も100人近い人々がなにも言わずにただ立っている。なんだかえらくシュールな絵だなあ。
ちょうどお昼ということもあって、付近のサラリーマンやOLさんたちが物珍しそうに見ている。
大使館の中では、女子高生ぐらいだろうか、韓国の若い女の子たちが抗議メンバーの様子をみてクスクスと笑っている。ま、そうだよね。繁華街とかでよくみる看板をもった“サンドイッチマン状態”だもんねえ。
13時に近づくと、主催者の1人が沈黙を破り、参加者たちにげきをとばす。
「さあ、あと少しですよ! 最後にプラカードを掲げましょう」
はるか頭上にある韓国の国旗に向かって、高くプラカードを突き上げる人々。かなり、腕が辛そうである。ほどなく、「おつかれさまでした」のかけ声とともに抗議デモ終了。見れば、参加者だけでなく警官隊にも笑みがこぼれている。西村氏にいたっては、私服刑事と「おつかれさまでした」などと労をねぎらっている。このみんなで「沈黙デモ」を成し遂げた的な一体感は、中国大使館前抗議にはまったくなかったものである。
●「ほら……サピオの方ですよね」
なにはともあれ、参加者のなかに「日本が大変なことになっているので、いてもたってもいられなくなった」ということで鹿児島からやってきた40代女性がいたので、感想を聞いてみた。
「こういう抗議は上京してから初めて出たんです。フジテレビのデモにも参加しましたが、こっちはまた違いますね。声を出したり音を鳴らすと、通行人のなかには怖がる人もいますが、黙っているのでプラカードもちゃんと見てくれている」
と、まんざらでもでない。西村氏ら主宰者からも「鹿児島からきたなんて、すばらしい愛国者だ」と大歓迎を受け、みんなで「おつかれさま食事会」に行ってしまった。
その背中を見送っていると、ふいにベテラン風の私服刑事がニコニコしながら近づいてきた。中国大使館前でもあった恒例の職質か。
「あの、どうも……ほら、えっと……サピオの方ですよね」
「え……あ、はい……」
「台湾問題とかもよくやっているもんねえ」
「まあ……」
どうも誰かと勘違いをしているようだが、あいまいに頷いておいた。確かに雑誌『SAPIO』では何度か記事を書かせてもらったことはあるが、台湾問題などチンプンカンプンである。ま、余計なことを言うと面倒なので、「おつかれさま」とその場を後にした。
静かなる怒りを秘めて無言の抗議をおこなう人々と、それに対峙(たいじ)する沈黙の警官隊。なにやら日本人的な“わびさび”すら漂うこのシュールな世界に興味があれば、毎週水曜正午に韓国大使館へ行ってみるのはいかがだろうか。12月7日までおこなっているそうだ。
[窪田順生,Business Media 誠]
(この記事は社会(Business Media 誠)から引用させて頂きました)
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