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クォン・サンウ、フランスでの「少女時代」ユナとの“密会”を告白について
2011.11.19 Saturday
韓流スター、クォン・サンウが主演作『痛み』を引っ提げて来日。11月18日(金)に都内で開催されたジャパン・プレミアイベントに出席した。
この記事のほかの写真
事故の後遺症で痛みを感じない体質となり、無気力に生きていた男が、血友病を患い、人一倍、痛みに敏感な女性との出会いを経て、生きる意味を取り戻していく姿を描く。
サンウにとって映画作品のプロモーションでの来日は『青春漫画』以来、実に5年ぶり。現在、北京で行われている新作映画の撮影の合間を縫って、久々に日本のファンの前への登場となったが「久々でウキウキしてます」と笑顔で挨拶し、ファンの歓声を浴びた。
本作への出演について「メロウな感じのないタイトルが気になった」とサンウ。「無感覚性の男がひとりの女性と出会い、感じたことのなかった思い、違う意味での“痛み”を感じていくという部分に惹かれました」と本作の魅力を明かし、観客に対して「あまりかっこよくない僕を見ることになると思います(笑)。新しい挑戦でした」とアピールした。
ファンから寄せられた質問に答えるコーナーでは「女性のどの部分が好きですか?」というストレートな質問に、照れ笑いを浮かべつつ「外見…まあだいたいの男性がそうだと思いますが、ヒップラインですかね(笑)」と回答。司会者はさらに突っ込んで尋ねようとするが「詳細はちょっと…」と笑顔でシャットアウトした。
40代の女性からの「40過ぎて独身というのはおかしいですか?」という問いには、「韓国でも“オールドミス”なんていう言い方はなくなってきていて、仕事を続けている独身の女性は多いです。45歳くらいまでは大丈夫です(笑)」とストレートに答えて会場を沸かせた。
また現在、撮影中の映画はフランスでも撮影されたそうだが、そこでかつてドラマ「シンデレラマン」で共演したK-POPグループ「少女時代」のユナと再会したことを告白。「彼女たちもフランスで公演があったので、連絡を取りあって一緒にお茶をしました」と現在も交流が続いていることを明かした。ファンからは以前、披露した「少女時代」の振り付けを見せて! という要望も出たが「報道の方も来ているので、次の次の機会に」と笑顔で辞退。なお、その撮影中の新作ではジャッキー・チェンとの共演を果たしているが「驚くほど強靭で年齢を一切感じさせない方です。素晴らしいのひと言です」と感想を語り、ファンの期待をあおった。
去り際には優しい笑顔を浮かべ「寒くなってきましたが、みなさん風邪をひかないで」とファンを気遣うサンウ。ファンのハートにしっかりと火を灯して会場を後にした。
『痛み』は2012年2月11日(土・祝)より公開。
(この記事は映画(cinemacafe.net)から引用させて頂きました)
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<INFINITE>デビュー前ライブに1万人 “さそりダンス”初披露について
2011.11.19 Saturday
日本デビューする韓国の男性7人組ダンスボーカルグループ「INFINITE(インフィニット)」が18日、川崎市幸区の複合商業施設「ラゾーナ川崎」で合同記者会見を開いた。リーダーのソンギュさんは、「日本でデビューするこの瞬間を待ちわびていました。とてもうれしく、ドキドキしています」と笑顔であいさつした。デビューシングル「BTD」は19日に発売される。
【写真特集】日本デビュー記者会見の様子
「INFINITE」は、ソンギュさん、L(エル)さん、ドンウさん、ウヒョンさん、ホヤさん、ソンヨルさん、ソンジョンさんの7人。10年4月から韓国の音楽チャンネル「Mnet」の番組「インフィニット!あなたは私のお兄さん」に出演し、デビュー前から話題を呼んだ。10年6月にアルバム「First Invasion」で韓国デビュー。完成度の高いダンスパフォーマンスや歌唱力、楽曲クオリティーが話題を呼び“実力派ダンスグループ”として韓国で人気に。日本では、「BTD」が「music.jp」の「韓流フルランキングWeekly」(15日付)で1位を獲得したほか、7~9月に放送されたドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」(テレビ朝日系)にエルさんが出演するなど注目を集めていた。
白いジャケットに白パンツ、白いブーツという全身白で統一した衣装で登場したメンバーは、それぞれが日本語で自己紹介。エルさんは「ぼくはうどんが本当に大好きです」と話し笑いを誘うなど、リラックスした様子だった。日本デビューについてウヒョンさんは「これまで日本でコンサートなどはさせてもらっていたのですが、正式デビューということでドキドキしてます。僕たちの良い音楽をたくさん知っていただける機会ということでうれしく思ってます」と喜び、ホヤさんは「幼いときから韓国だけでなく、日本でもデビューすることが夢でした。夢がかなって幸せ」と笑顔を見せた。
「BTD」について、ソンギュさんは「無限の競争社会の中で男が夢をかなえていくという、男性の夢を表現した一曲。僕たちのパワフルなパフォーマンスもご覧いただけるので、ご期待ください」とアピール。同曲の見どころとなる難技“さそり(スコーピオン)ダンス”について、ウヒョンさんは「練習、練習、また練習」と日本語で話し、1日18時間の練習で技を習得したことを明かした。
今後について、「オリコンで1位とります」(ホヤさん)、「チャンスがあれば紅白に出たい」(エルさん)、「体が粉々になるまで頑張ります」(ウヒョンさん)と力強く抱負を語った。会見後には「BTD」の発売を記念したミニライブとハイタッチ会を行い、「BTD」など3曲を披露し、集まった約1万人のファンを盛り上げた。(毎日新聞デジタル)
(この記事はエンタメ総合(まんたんウェブ)から引用させて頂きました)
クォン・サンウ、実はお尻フェチ!? ジャッキーと共演の撮影現場から駆け付けファン大興奮!!について
2011.11.19 Saturday
18日、人気韓流スターのクォン・サンウが、新作撮影中の北京から来日し、中野サンプラザで行われた主演映画『痛み』のジャパンプレミアに出席した。北京であこがれの存在というジャッキー・チェンとの共演作を撮影中というサンウは、ジャッキーについて「驚くくらい強靭(きょうじん)な方で、アクションも歳を一切感じさせない。素晴らしいのひと言です」と大絶賛。「ウィットにとんだ方で楽しいかたです」と順調な撮影を報告した。
クォン・サンウが映画のPRのために来日するのは約5年ぶりとあって、この日は、会場に多くの女性ファンが集結。サンウが来場するとあちらこちらから、彼の最新作を心待ちにしていたファンの熱い声援が飛び、サンウも「こんにちは、クォン・サンウです」と日本語であいさつし、笑顔でその声に応えていた。
本作に出演したきっかけについてサンウは、「シナリオを読んで、痛みを感じない男が1人の女性に出会い、今まで感じることのない心の痛みを感じるところに共感して出演しました」とそのいきさつを説明。本作では武骨な男を演じており、「あまりかっこよくない僕を観ることになるかもしれないけど、それは新しい挑戦です。どんなふうに演じているか観てほしいです」と新境地に挑んだ意気込みを語った。
また、この日はファンからの寄せられた質問に答えるコーナーも開催。作品に関するものからプライベートなものまでさまざまな質問が寄せられ、「40歳を過ぎて独身の女性をどう思う?」というデリケートな質問には、「全く問題ないです」とにっこり。「今は韓国内でもオールドミスという言葉がなくなりつつあって、あえて結婚しない女性が増えています。なので、45歳くらいまでは大丈夫ですよ」と微妙な(?)線引きつつもファンを沸かせた。さらに、「女性の(体では)どこが好きですか?」という何とも大胆な質問には、一瞬ためらいながらも「お尻です」と告白。照れくさそうに「でも詳細はちょっとね……」とフェチ(?)な一面を明かし、ファンのハートをとろけさせていた。
本作は幼いころの交通事故の後遺症で痛みを感じなくなり、借金の取り立て屋として生きてきた男(クォン・サンウ)と、血友病によりわずかな痛みにも敏感に生きる女性(チョン・リョウォン)とのきずなを描く切ないラブストーリー。(取材・文:中村好伸)
映画『痛み』は2012年2月11日よりシネマート新宿ほか全国公開
(この記事は映画(シネマトゥデイ)から引用させて頂きました)
クォン・サンウ、尻フェチ告白「想像して…」について
2011.11.19 Saturday
人気韓流スターのクォン・サンウ(35)が18日、都内で行われた主演映画「痛み」(12年2月11日公開)ジャパンプレミアに登場、“尻フェチ”であることを打ち明けた。ファンからの「まず女性のどの部分を見ますか?」との問いに対し「どの男性でもそうだと思いますけど」と前置きし「ヒップラインですね…」と告白。集まった2000人の女性ファンからは悲鳴が上がり、司会者から「具体的にどんな形が?」と突っ込まれると「詳細はちょっと…。想像していただければ」と大テレだった。
(この記事はエンタメ総合(デイリースポーツ)から引用させて頂きました)
J-POPがアジア市場を制す法/間宮書子(ライター)について
2011.11.18 Friday
◇世界一となった日本音楽市場◇
わが国の音楽市場は今年度、世界トップに躍り出る。長年トップを走り続けてきた米国市場が落ち込み、第2位の日本が浮上したのだ。残念ながら日本市場も縮小傾向にあり、最盛期5000億円といわれたCDと音楽ビデオ市場は現在、3000億円規模になっている。両手を挙げて歓迎できないものの、3倍近い人口差を乗り越えての世界トップだけに、日本の健闘は称えねばなるまい。
市場規模縮小の理由は、パソコンや携帯電話などにダウンロードする音楽配信が増えたことが大きい。CDなどのパッケージ販売の縮小に反比例するかのように、音楽配信は拡大の一途をたどっている。しかし音楽配信は、利益率は高いが単価が低いため、パッケージ販売の減少をカバーするには至らない。また、違法ダウンロードの問題もある。
こうした状況を鑑みると、新たな市場開拓が不可欠に思える。しかし、あらゆる産業が海外に熱い視線を寄せているなか、日本の音楽業界からは、いまひとつ積極的な海外展開の話題が聞こえてこない。実際、3000億円の内訳も、国内制作と輸入が大半を占め、日本からの輸出はごくわずかである。
日本では、一時期に比べると欧米音楽の人気は影を潜めつつあるが、代わって台頭したのがK-POPである。一部ネットを中心に韓流人気を疑問視する声があるが、好き嫌いはさておき、韓流アーティストを耳に目にする機会が増えたことは事実である。日本に限らず、アジア各国においても、一日中、韓流ドラマとK-POPが流れているという話は、しばしば耳にするところだ。いまアジアにおいて韓流は、ブームの名を冠して語られている。
翻って、日本の音楽業界の海外進出状況はどうなのか。また日本の音楽は海外に受け入れられる素地があるのか。今夏、海外販路開拓プロジェクトを立ち上げて本格始動態勢に入ったユニバーサルミュージックのプロジェクトチームリーダー、加藤公隆氏に現況を伺ってみた。
ちなみに同社は、福山雅治、レディー・ガガ、KARAなどが所属する会社で、日本三大レコード会社の一つでもある。加藤氏は都市銀行勤務を経て入社し、それまでの10年間のイギリス生活を買われて洋楽をメインに担当、現在は同レーベルの最高責任者でもある。
「J-POPもこれまで、海外進出がなかったわけではありません。坂本九さん、沢田研二さんなど多数のアーティストが欧米に進出し、成功を収めています。ただ、いずれも単発。一度の進出は成功させても、あとが続かなかったのです」
これを継続的な進出にもっていくのが同プロジェクトの狙いである。
◇K-POPの二つの強み◇
日本の音楽の継続的な海外進出が実現しなかった要因は、皮肉にも日本が巨大市場であるということにある。海外においても、売るためには各地のレコード販売店を回り、テレビ・ラジオなどのマスメディアに登場し、キャンペーンを行なって知名度を上げなければならない。日本でいくら売れていても他国では無名であり、新人アーティストとして一からの宣伝広報活動が必要になる。
宣伝のための期間は当然、日本を留守にしなければならない。つまり、巨大市場を離れるリスクを強いられるのだ。かつてテレビのベストテン番組で、ある出演者が「海外に行くと順位が下がる」と発言したが、日本で売れていれば売れているほど、日本の巨大市場を離れるリスクは大きくなるのだ。
もう一つの要因は、どの産業でも抱えている言葉の壁だ。いうまでもなく、日本人は英語が苦手。売り込みでも、楽曲制作でも、英語ができたほうが馴染みやすいのは、いうまでもない。
K-POPには、日本が抱えるこの二つのマイナス要因がない。2009年、日本の音楽市場が世界2位で24%の世界シェアをもっていた時点で、韓国は第15位の1%であった(IFPI調べ)。昨今の隆盛ぶりを勘案すると多少の変動はあるだろうが、日本に比べて市場規模はかなり小さい。これはつまり、K-POPアーティストにとっては、国内市場を離れるリスクは小さいということだ。逆に、海外市場に出られるかどうかが死活問題になっているともいえる。
そのため、最初から海外をめざして育成され、語学も必死で身につける。「東方神起」や「KARA」は1年の半分は日本に滞在して活動し、また「少女時代」は、米国および日本に精通したメンバーを配置して構成されている。
「味付け」も進出先に合わせる。東方神起は当初、大人志向のグループだった。これは欧米の市場に合わせたものだが、購買層の多くが10代で占める日本市場にはそぐわないということで、日本人スタッフによりアイドル性を加味したプロモートがなされた。その結果、見事ブレークしたのである。
KARAも日本語を話し、日本語の楽曲を歌い、日本のアイドルと同じような活動をしている。少女時代の場合は日本に長期滞在はしないが、来日時に一大キャンペーンを張る。さらに女性ファンの多い日本市場に合わせて、ファッション誌に登場もしている。これらがK-POPの海外戦略である。
しかし前出の加藤氏は、K-POPが成功しているからといって、J-POPも同じ戦略にする必要はない、という。
「日本での成功モデルをそのまま海外にもっていきます。ビートルズもレディー・ガガも、日本で英語を話し、英語で歌い、ヒットしています。だから海外でも日本語を話し、日本語で歌って、通用しないはずはありません。全部が英語でなくても、一部を英語にする方法もあります。その際、歌詞の一部を英語にすることは、J-POPではすでに普通に行なわれていることなので、海外進出に合わせて手を加える必要はないでしょう。また大人志向に変えることも考えていません。アイドルを好む人は世界中にいます。日本語かつアイドルを受け入れる市場は、現状ではニッチかもしれませんが、最初はニッチからスタートしていけばいいのです。寿司を想定してもらえればわかりやすいでしょう」
シャリの上に、ネタを載せる。酢飯も生の魚介類も外国人には最初、ニッチな志向だった。しかし日本のテイストのままで海外に出し、次第に広まっていった。生の魚介類がアボカドに変わることはあっても、当初のシャリとネタの部分は変わっていない。日本のテイストが海外で独り歩きを始めたわけで、それだけ現地に馴染んでいったということだ。
加藤氏のいう方法なら、J-POPアーティストをわざわざ海外向けに育成しないで済む。すぐに受け入れられなくても、日本の市場があるので、利益に結びつかない期間のカバーは可能である。それでも、やはり日本市場を離れるリスクは付きまとうが、巨大とはいえ縮小しつつあることが背景になっているのか、アーティストが海外進出を厭う傾向は次第になくなりつつあるそうだ。
「まずは、日本のいい音楽を探すこと」――加藤氏は、従来の持ち込みやオーディションだけでなく、ユーチューブやニコニコ動画などの投稿サイトを入念にチェックする作業も始めている。砂漠から一本の針をみつけるような気の遠くなる作業だが、アマチュアの楽曲にもつねに目を光らせる、と意欲満々である。
◇「音楽」の日本、「音」の韓国◇
ここで、アジア市場にフォーカスしてみよう。じつはパッケージで92.3%、配信を含めても89.3%を日本が占めている(2010年度、IFPI調べ)。だがアジアには、音楽を楽しむ習慣がないのではなく、金銭を払って聴く習慣がない。さらに著作権法は制定されていても、実態が追いついていない。一例を挙げると、中国は毎年、日本から支払った著作権料の10分の1が、香港やモンゴルからは売上げの増減にかかわらず毎年、一定金額が、著作権料として日本に入金される。法律どおりに処理すると煩雑な手数がかかるので、とりあえず支払っておけばいい、と考えているようだ。
日本に著作権の概念が入ってきたのは、戦後である。進駐軍の指導のもと、丹念に対応しながら欧米の音楽を導入し、いまや世界一の著作権対応国家とまで評されるに至った。しかしここにきて、この著作権遵守ぶりがJ-POPのアジア進出を阻害している、という声が一部から挙がりはじめている。
一方、著作権が日本のテレビ局に譲渡され、ネットでもどんどん流されるなど、K-POPの著作権対応はかなり緩やかである。「J-POPを導入すれば煩雑な著作権処理が付きまとう。ならば、K-POPでいいじゃないか」――著作権意識が未熟なアジア諸国にとっては、好都合な音楽になっているのだ。
一つの楽曲を世に送り出すには、歌い手、作曲家、作詞家、演奏家など、さまざまな人びとが関与する。その対価が、著作権料として支払われるのである。K-POPが緩やかな著作権料で成立するのは、以下のような理由である。
「ビジュアル9割、音楽1割で制作されるのが、K-POP。アーティストのダンスで作り出されたビジュアルを、よりよくみせるために作曲し、聴く人にアピールしやすい言葉をつなげて作詞する。そこにあるのは音楽ではなく、音。そもそも著作権の発生を企図していない」(『日経エンタテインメント』2011年5月号、11月号より)
日本の音楽がファンを誘引し、定着した背景には、ヤマハや河合などの楽器産業の存在がある。楽器産業のほとんどない韓国や中国では、生音楽がなくとも、音があればいい。
「いまや音楽をやっているのは、日本だけ。お金を出して音楽ソフトを買う時代は終わった。日本のような展開を続けていけば、時代の潮流に乗り遅れてしまうだけであり、音楽業界に従事する人々を担うことは難しくなっていくだろう」(前掲誌)
そう警鐘を鳴らす声まで飛び出している。ちなみに、この警鐘に対し、加藤氏はこう反論する。
「昨今、中国にはヤマハが進出し、富裕層は英才教育の一つとしてピアノやエレクトーンなどの楽器を習わせています。音楽を聴く層が育成されているのです」
経済成長期にあるアジア。ほかの国々にも今後、富裕層が増加していけば、音楽を聴く層は増えていくことは十分予想できる。
◇どうする?著作権ビジネス◇
ではK-POPの収入の狙いはどこにあるのだろう。それは「ライブ」である。パッケージ売上げが後退する音楽業界で伸びているのは、配信とライブ。これは世界的な傾向で、米国ではライブが再び活性化しているようだ。日本でも近年は個々のアーティストによるライブのほか、各地で大規模コンサートが開かれ、地域おこしにひと役買っている。
ライブでは入場チケット販売のほか、アーティストに関連するグッズ販売による収入がある。CDや音楽ビデオも会場で販売される。主なコストは、アーティストやバンドの出演料、スタッフの人件費、広告宣伝費に、会場使用料などである。
しかしアジアでのライブ開催は、日本にとって壁がある。他国と物価の差が大きいので、コストに見合った収益が得られない心配が付きまとうのだ。K-POPが有利なのは、物価差が日本に比べてやや小さいこと、そして何より、バンドがいないことだ。ビジュアル重視のため、生演奏が入ることは少ない。多くはコンピュータを駆使したカラオケ形式であり、1万人以上の観客を前に3時間60曲以上を、バンドなしで行なうことも珍しくない。
日本は、この不利をどう乗り越えればよいのか。
「ライブにはスポンサーも付きますから、予算に合わせてやればいい。仮に赤字であっても、宣伝広告のコストと捉えれば採算は合います。あまりに少人数の場合はカラオケでやってもよく、そのあたりは柔軟に対応していけばいい。ただ、やはり生の楽器演奏があるのは強みです。つまるところ音楽は『感動』できるかどうか。生の楽器とコンピュータでは感動が違います」(加藤氏)
K-POPのような緩やかな著作権対応でネットに公開していくのも、ライブで観客数を稼ぐためであれば、ビジネスのつじつまは合う。配信が多くなれば、またそれによりパッケージ商品がヒットすれば、知名度は上がり、観客数が増え、著作権料ゼロでも採算は合うわけだ。
著作権を緩めて、音でいくか。管理して、音楽をやるか――現在、音楽業界を支える二大潮流だが、これは二者択一を迫られる問題ではないし、優劣を競わなければならない事情もない。業界にとっても、消費者にとっても、高いメリットをもたらす道は、両者が刺激し合うことで相乗効果を生み出し、より進化してくれることだ。そして後者の潮流である日本の課題は、アジアの著作権意識をどう高めていくかである。
「一つヒットを生み出せば50年、収益を生み続けることを知ってもらうのです。日本は著作権を守って世界一の市場をつくりました。この成功をアジアが知れば絶対、変わっていきますよ。もちろん法整備の必要もありますから、文化庁あるいは経済産業省の助力にも期待したいところです」(加藤氏)
さらに「われわれはね、日本のいいものを海外に出していきたいのです」という。演歌を海外に売り出すことも考えられるか、と尋ねると、「それは、むしろわれわれの理想とするところです」との力強い答えが返ってきた。
音楽は、文化。J-POPを通して日本人の考え方が世界に広まってくれることを期待したい。
(この記事は経済総合(Voice)から引用させて頂きました)
わが国の音楽市場は今年度、世界トップに躍り出る。長年トップを走り続けてきた米国市場が落ち込み、第2位の日本が浮上したのだ。残念ながら日本市場も縮小傾向にあり、最盛期5000億円といわれたCDと音楽ビデオ市場は現在、3000億円規模になっている。両手を挙げて歓迎できないものの、3倍近い人口差を乗り越えての世界トップだけに、日本の健闘は称えねばなるまい。
市場規模縮小の理由は、パソコンや携帯電話などにダウンロードする音楽配信が増えたことが大きい。CDなどのパッケージ販売の縮小に反比例するかのように、音楽配信は拡大の一途をたどっている。しかし音楽配信は、利益率は高いが単価が低いため、パッケージ販売の減少をカバーするには至らない。また、違法ダウンロードの問題もある。
こうした状況を鑑みると、新たな市場開拓が不可欠に思える。しかし、あらゆる産業が海外に熱い視線を寄せているなか、日本の音楽業界からは、いまひとつ積極的な海外展開の話題が聞こえてこない。実際、3000億円の内訳も、国内制作と輸入が大半を占め、日本からの輸出はごくわずかである。
日本では、一時期に比べると欧米音楽の人気は影を潜めつつあるが、代わって台頭したのがK-POPである。一部ネットを中心に韓流人気を疑問視する声があるが、好き嫌いはさておき、韓流アーティストを耳に目にする機会が増えたことは事実である。日本に限らず、アジア各国においても、一日中、韓流ドラマとK-POPが流れているという話は、しばしば耳にするところだ。いまアジアにおいて韓流は、ブームの名を冠して語られている。
翻って、日本の音楽業界の海外進出状況はどうなのか。また日本の音楽は海外に受け入れられる素地があるのか。今夏、海外販路開拓プロジェクトを立ち上げて本格始動態勢に入ったユニバーサルミュージックのプロジェクトチームリーダー、加藤公隆氏に現況を伺ってみた。
ちなみに同社は、福山雅治、レディー・ガガ、KARAなどが所属する会社で、日本三大レコード会社の一つでもある。加藤氏は都市銀行勤務を経て入社し、それまでの10年間のイギリス生活を買われて洋楽をメインに担当、現在は同レーベルの最高責任者でもある。
「J-POPもこれまで、海外進出がなかったわけではありません。坂本九さん、沢田研二さんなど多数のアーティストが欧米に進出し、成功を収めています。ただ、いずれも単発。一度の進出は成功させても、あとが続かなかったのです」
これを継続的な進出にもっていくのが同プロジェクトの狙いである。
◇K-POPの二つの強み◇
日本の音楽の継続的な海外進出が実現しなかった要因は、皮肉にも日本が巨大市場であるということにある。海外においても、売るためには各地のレコード販売店を回り、テレビ・ラジオなどのマスメディアに登場し、キャンペーンを行なって知名度を上げなければならない。日本でいくら売れていても他国では無名であり、新人アーティストとして一からの宣伝広報活動が必要になる。
宣伝のための期間は当然、日本を留守にしなければならない。つまり、巨大市場を離れるリスクを強いられるのだ。かつてテレビのベストテン番組で、ある出演者が「海外に行くと順位が下がる」と発言したが、日本で売れていれば売れているほど、日本の巨大市場を離れるリスクは大きくなるのだ。
もう一つの要因は、どの産業でも抱えている言葉の壁だ。いうまでもなく、日本人は英語が苦手。売り込みでも、楽曲制作でも、英語ができたほうが馴染みやすいのは、いうまでもない。
K-POPには、日本が抱えるこの二つのマイナス要因がない。2009年、日本の音楽市場が世界2位で24%の世界シェアをもっていた時点で、韓国は第15位の1%であった(IFPI調べ)。昨今の隆盛ぶりを勘案すると多少の変動はあるだろうが、日本に比べて市場規模はかなり小さい。これはつまり、K-POPアーティストにとっては、国内市場を離れるリスクは小さいということだ。逆に、海外市場に出られるかどうかが死活問題になっているともいえる。
そのため、最初から海外をめざして育成され、語学も必死で身につける。「東方神起」や「KARA」は1年の半分は日本に滞在して活動し、また「少女時代」は、米国および日本に精通したメンバーを配置して構成されている。
「味付け」も進出先に合わせる。東方神起は当初、大人志向のグループだった。これは欧米の市場に合わせたものだが、購買層の多くが10代で占める日本市場にはそぐわないということで、日本人スタッフによりアイドル性を加味したプロモートがなされた。その結果、見事ブレークしたのである。
KARAも日本語を話し、日本語の楽曲を歌い、日本のアイドルと同じような活動をしている。少女時代の場合は日本に長期滞在はしないが、来日時に一大キャンペーンを張る。さらに女性ファンの多い日本市場に合わせて、ファッション誌に登場もしている。これらがK-POPの海外戦略である。
しかし前出の加藤氏は、K-POPが成功しているからといって、J-POPも同じ戦略にする必要はない、という。
「日本での成功モデルをそのまま海外にもっていきます。ビートルズもレディー・ガガも、日本で英語を話し、英語で歌い、ヒットしています。だから海外でも日本語を話し、日本語で歌って、通用しないはずはありません。全部が英語でなくても、一部を英語にする方法もあります。その際、歌詞の一部を英語にすることは、J-POPではすでに普通に行なわれていることなので、海外進出に合わせて手を加える必要はないでしょう。また大人志向に変えることも考えていません。アイドルを好む人は世界中にいます。日本語かつアイドルを受け入れる市場は、現状ではニッチかもしれませんが、最初はニッチからスタートしていけばいいのです。寿司を想定してもらえればわかりやすいでしょう」
シャリの上に、ネタを載せる。酢飯も生の魚介類も外国人には最初、ニッチな志向だった。しかし日本のテイストのままで海外に出し、次第に広まっていった。生の魚介類がアボカドに変わることはあっても、当初のシャリとネタの部分は変わっていない。日本のテイストが海外で独り歩きを始めたわけで、それだけ現地に馴染んでいったということだ。
加藤氏のいう方法なら、J-POPアーティストをわざわざ海外向けに育成しないで済む。すぐに受け入れられなくても、日本の市場があるので、利益に結びつかない期間のカバーは可能である。それでも、やはり日本市場を離れるリスクは付きまとうが、巨大とはいえ縮小しつつあることが背景になっているのか、アーティストが海外進出を厭う傾向は次第になくなりつつあるそうだ。
「まずは、日本のいい音楽を探すこと」――加藤氏は、従来の持ち込みやオーディションだけでなく、ユーチューブやニコニコ動画などの投稿サイトを入念にチェックする作業も始めている。砂漠から一本の針をみつけるような気の遠くなる作業だが、アマチュアの楽曲にもつねに目を光らせる、と意欲満々である。
◇「音楽」の日本、「音」の韓国◇
ここで、アジア市場にフォーカスしてみよう。じつはパッケージで92.3%、配信を含めても89.3%を日本が占めている(2010年度、IFPI調べ)。だがアジアには、音楽を楽しむ習慣がないのではなく、金銭を払って聴く習慣がない。さらに著作権法は制定されていても、実態が追いついていない。一例を挙げると、中国は毎年、日本から支払った著作権料の10分の1が、香港やモンゴルからは売上げの増減にかかわらず毎年、一定金額が、著作権料として日本に入金される。法律どおりに処理すると煩雑な手数がかかるので、とりあえず支払っておけばいい、と考えているようだ。
日本に著作権の概念が入ってきたのは、戦後である。進駐軍の指導のもと、丹念に対応しながら欧米の音楽を導入し、いまや世界一の著作権対応国家とまで評されるに至った。しかしここにきて、この著作権遵守ぶりがJ-POPのアジア進出を阻害している、という声が一部から挙がりはじめている。
一方、著作権が日本のテレビ局に譲渡され、ネットでもどんどん流されるなど、K-POPの著作権対応はかなり緩やかである。「J-POPを導入すれば煩雑な著作権処理が付きまとう。ならば、K-POPでいいじゃないか」――著作権意識が未熟なアジア諸国にとっては、好都合な音楽になっているのだ。
一つの楽曲を世に送り出すには、歌い手、作曲家、作詞家、演奏家など、さまざまな人びとが関与する。その対価が、著作権料として支払われるのである。K-POPが緩やかな著作権料で成立するのは、以下のような理由である。
「ビジュアル9割、音楽1割で制作されるのが、K-POP。アーティストのダンスで作り出されたビジュアルを、よりよくみせるために作曲し、聴く人にアピールしやすい言葉をつなげて作詞する。そこにあるのは音楽ではなく、音。そもそも著作権の発生を企図していない」(『日経エンタテインメント』2011年5月号、11月号より)
日本の音楽がファンを誘引し、定着した背景には、ヤマハや河合などの楽器産業の存在がある。楽器産業のほとんどない韓国や中国では、生音楽がなくとも、音があればいい。
「いまや音楽をやっているのは、日本だけ。お金を出して音楽ソフトを買う時代は終わった。日本のような展開を続けていけば、時代の潮流に乗り遅れてしまうだけであり、音楽業界に従事する人々を担うことは難しくなっていくだろう」(前掲誌)
そう警鐘を鳴らす声まで飛び出している。ちなみに、この警鐘に対し、加藤氏はこう反論する。
「昨今、中国にはヤマハが進出し、富裕層は英才教育の一つとしてピアノやエレクトーンなどの楽器を習わせています。音楽を聴く層が育成されているのです」
経済成長期にあるアジア。ほかの国々にも今後、富裕層が増加していけば、音楽を聴く層は増えていくことは十分予想できる。
◇どうする?著作権ビジネス◇
ではK-POPの収入の狙いはどこにあるのだろう。それは「ライブ」である。パッケージ売上げが後退する音楽業界で伸びているのは、配信とライブ。これは世界的な傾向で、米国ではライブが再び活性化しているようだ。日本でも近年は個々のアーティストによるライブのほか、各地で大規模コンサートが開かれ、地域おこしにひと役買っている。
ライブでは入場チケット販売のほか、アーティストに関連するグッズ販売による収入がある。CDや音楽ビデオも会場で販売される。主なコストは、アーティストやバンドの出演料、スタッフの人件費、広告宣伝費に、会場使用料などである。
しかしアジアでのライブ開催は、日本にとって壁がある。他国と物価の差が大きいので、コストに見合った収益が得られない心配が付きまとうのだ。K-POPが有利なのは、物価差が日本に比べてやや小さいこと、そして何より、バンドがいないことだ。ビジュアル重視のため、生演奏が入ることは少ない。多くはコンピュータを駆使したカラオケ形式であり、1万人以上の観客を前に3時間60曲以上を、バンドなしで行なうことも珍しくない。
日本は、この不利をどう乗り越えればよいのか。
「ライブにはスポンサーも付きますから、予算に合わせてやればいい。仮に赤字であっても、宣伝広告のコストと捉えれば採算は合います。あまりに少人数の場合はカラオケでやってもよく、そのあたりは柔軟に対応していけばいい。ただ、やはり生の楽器演奏があるのは強みです。つまるところ音楽は『感動』できるかどうか。生の楽器とコンピュータでは感動が違います」(加藤氏)
K-POPのような緩やかな著作権対応でネットに公開していくのも、ライブで観客数を稼ぐためであれば、ビジネスのつじつまは合う。配信が多くなれば、またそれによりパッケージ商品がヒットすれば、知名度は上がり、観客数が増え、著作権料ゼロでも採算は合うわけだ。
著作権を緩めて、音でいくか。管理して、音楽をやるか――現在、音楽業界を支える二大潮流だが、これは二者択一を迫られる問題ではないし、優劣を競わなければならない事情もない。業界にとっても、消費者にとっても、高いメリットをもたらす道は、両者が刺激し合うことで相乗効果を生み出し、より進化してくれることだ。そして後者の潮流である日本の課題は、アジアの著作権意識をどう高めていくかである。
「一つヒットを生み出せば50年、収益を生み続けることを知ってもらうのです。日本は著作権を守って世界一の市場をつくりました。この成功をアジアが知れば絶対、変わっていきますよ。もちろん法整備の必要もありますから、文化庁あるいは経済産業省の助力にも期待したいところです」(加藤氏)
さらに「われわれはね、日本のいいものを海外に出していきたいのです」という。演歌を海外に売り出すことも考えられるか、と尋ねると、「それは、むしろわれわれの理想とするところです」との力強い答えが返ってきた。
音楽は、文化。J-POPを通して日本人の考え方が世界に広まってくれることを期待したい。
(この記事は経済総合(Voice)から引用させて頂きました)
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